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Future Pressrelease from IWATE 10年後のプレスリリースコンテスト

― 2036年の自社の姿を、プレスリリースで描け ―

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株式会社築(Kizuki)

築、創業10年でアジア累計500棟の3DCP*施⼯を達成 「型枠を組む・左官職⼈を探す」建設から、「認定オペレーター1名がデジタルで建てる」建設へ (*:3DCPとはコンピューター制御でコンクリートを積み重ねて建物を造る技術)

オペレーター1⼈がAIグラスでデータを確認しながら声だけで遠隔操作する傍らで、3DCPプリンターがコンクリートを積層していく。2033年の⽇常。

株式会社築(本社:宮城県栗原市、創業者社⻑:五⼗嵐理⾹)は、2023年9⽉の創業から10年 を迎えるにあたり、これまでの事業実績を発表しました。

3名・年商400万円からスタートした3Dコンクリートプリンティング(3DCP)の建設スタートアップは、 2033年に⽇本・東南アジア10カ国で累計500棟超の施⼯実績を達成。

また⾃社が運営する「3DCP Academy」では国内外の認定オペレーターが1,000名を突破し、 建設業界における⼈⼿不⾜と技術格差の解消に向けた業界標準プラットフォームとして確⽴しました。

■ 背景:「型枠を組む・職⼈を探す」を、なくす10年

2023年の創業当時、⽇本の建設現場では鉄筋コンクリート構造物を建てるために、型枠⼤⼯が⽊ 枠を組み、コンクリートを流し込み、養⽣後に解体する⼯程が標準でした。作業の⼤半は熟練職 ⼈の経験と体⼒に依存しており、担い⼿の⾼齢化と⼈⼿不⾜が深刻化していました。

⼀⽅、3DCPは機械がデータ通りにコンクリートを積層造形するため、型枠も熟練左官⼯も必要としません。 しかし技術は存在しても、施⼯できるオペレーターが国内にほぼゼロであり、「機械はあるが、 使える⼈がいない」という構造的な課題が業界全体を覆っていました。

五⼗嵐代表は、3DCPで家が建てられる映像をはじめて⽬にした瞬間の衝撃を、築の原点として 語ります。「⼼が震えるほど感動した。でも⾃分で挑戦してみると、参照できる事例も、教えて くれる⼈も⽇本には存在しなかった。だったら、私が経験を積んで次の世代に教える仕組みを作 ればいい──それがアカデミーの出発点でした」。

■ 取り組み:施⼯実績の積み上げと、アカデミーによる技術移転

築は創業直後から⾃社施⼯による実績づくりを最優先し、2025年には⽇本初となる2階建て 3DCP住宅を完成・売却。「事例がなければ作る」という姿勢で積み上げた信頼をもとに、フィ リピンの建設会社ONOCOMと海外展開契約を締結し、東南アジア市場への橋頭堡を確⽴しました。

並⾏して構築した「3DCP Academy」は、フォークリフトの資格のように、性別・年齢・国籍を 問わず誰でも体系的に3DCP技術を習得できるプログラムです。2033年現在、卒業⽣はアジア全 域で1,000名を超え、そのうち約4割が⼥性または海外国籍の受講者です。アカデミー卒業者が現 地でオペレーターとして活躍し、さらに次の受講者を育てる──この⾃⼰増殖的な⼈材供給モデルが、 10カ国展開を可能にした構造的な強みです。

さらに3DCP Academyは、技術教育にとどまらず、複数の海外3DCPメーカーと総代理店契約を 締結し、国内への機械販売と技術サポートを⼀括して担う機能も持ちます。3DCP機械の製造元 の多くは海外企業であり、導⼊を検討する建設会社が直接メーカーと交渉しようとすると、⾔語 の壁・時差・物理的な距離が障壁となり、トラブル発⽣時の迅速なサポートを受けることが困難 でした。

築はアカデミーで培った複数機種の操作・整備ノウハウを活かし、特定メーカー1社に縛 られない⽴場で国内窓⼝を担います。導⼊を検討する事業者は、築を通じて複数機種を⽇本語で ⽐較・検討でき、購⼊後の技術サポートも即座に受けられます。「教える会社だからこそ、どの 機械が現場に合うかを中⽴に判断できる」──このポジションが、築のアカデミー事業をただの 教育機関ではなく、3DCP産業全体のインフラとして機能させ、ユーザーが⾃由な選択と⾃⽴が できるようにする取り組みです。

■ 現場の記録
■ 数字で⾒る10年
※横スクロールできます
項目 2026年 2036年
施⼯実績数 ⽇本初2階建て3DCP住宅1棟 累計500棟超(⽇本・東南アジア10カ国)
年間売上げ 400万円 30億円
事業展開エリア 宮城県 ⽇本+東南アジア10カ国
3DCP Academy認定者数 構築中 1,000名超(うち約4割が⼥性・海外籍)
従業員数 3名(うち海外籍1名) 150名(うち海外籍約3割)
■ 代表コメント 五十嵐 理香(代表取締役社長)

映像の中で3DCPが家を建てていくのを⾒た瞬間、全⾝が震えるほど感動しました。すぐに ⾃分で試してみましたが、⽇本に前例はなく、聞ける⼈も、⾒られる現場もなかった。それでも 進んだのは、建設の概念そのものをアップデートしたかったからです。

建設は、これまで体⼒・経験・性別によって『できる⼈』と『できない⼈』が分かれてきた世界でした。 でも3DCPとアカデミーがあれば、フォークリフトの資格を取るように、誰でも学んで現場に⽴てる。 次の10年も変えません。機械が進化し、ITが進化するように、使う側も学び続け、 建設の世界をアップデートし続けていきます。

■ 会社概要
会社名 株式会社築(Kizuki Co., Ltd.)
設立 2023年9⽉
本社 宮城県栗原市
代表取締役社長 五⼗嵐 理⾹
事業内容 3Dコンクリートプリンティング(3DCP)による建設施⼯
3DCP Academy(技術者育成・認定)
3DCP建材・資材開発
海外フランチャイズ展開
施⼯実績(2036年現在) 累計500棟超(⽇本・東南アジア10カ国)
3DCP Academy認定者 1,000名超

選出理由

建設現場の人材不足というペインに直接応え、アジア展開の可能性と実販売実績による説得力を兼ね備えた、最も成長ポテンシャルを感じた1社として選出。