Future Pressrelease from IWATE
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Future Pressrelease from IWATE 10年後のプレスリリースコンテスト

― 2036年の自社の姿を、プレスリリースで描け ―

Future Pressrelease from IWATE イーハトーブ賞

株式会社WAKU

「WAKUFUL®︎」で気候変動を克服。農作物価格安定に留まらず、バイオ技術で社会課題の解決を加速 農業向け特化製法から特殊酵母プラットフォームへ:用途・分野拡大により過去最高の売上高450億円を達成

株式会社WAKU(本社:福島県南相馬市、代表取締役CEO:姫野亮佑)が2026年に販売を開始し、岩手県花巻市で製造しているバイオスティミュラント(生物刺激剤、植物や土壌により良い生理状態をもたらす様々な物質や微生物を含有した農業資材) 「WAKUFUL®︎」は、2036年までの10年で国内農地面積の約12%で利用されるほど普及しました。これは、岩手県の農地面積の2倍に匹敵する規模であり、ネギ・キャベツなどの露地野菜はもちろんのこと、 トマトなどの施設野菜、水稲などの穀類、果樹などでも幅広く利用されています。「WAKUFUL®︎」の登場で、深刻化し続ける地球温暖化の影響下でも安定した食糧供給が可能となり、農作物価格の安定に貢献してまいりました。

さらに、WAKUは農業領域における「WAKUFUL®︎」の展開に留まらず、特殊酵母による量産技術を確立し、かつてはコストの問題で利用が想像されなかった飼料やペットサプリ、新用途への転用に踏み出しています。 特殊酵母によって生成される様々な成分を多分野へ供給する特殊酵母プラットフォームへと移行したことで、売上高は過去最高の約450億円に到達しました。

■ 背景:Before(農業向け特化製法)から、After(特殊酵母プラットフォーム)へ

2020年代、気候変動による酷暑や乾燥で作物が枯死する事態が多発。農業現場では植物のストレス耐性を高める手段が求められていましたが、有効なバイオスティミュラントは限られている状況でした。そんな中、幅広い効果と明確な作用機序を持つ抗酸化成分グルタチオンが注目されていましたが、 既存の製品は高価であり、利用できる生産者は一部に留まっていました。

そんな中、農業向けに特化した製法を開発したWAKUは、2026年に既存品の半額以下でグルタチオン含有バイオスティミュラント「WAKUFUL®︎」を上市。大規模生産者との実証では、猛暑下においても慣行区と比較して収穫本数が36%増加しただけでなく、 L規格以上の比率が40%から100%へと向上するなどの良好な結果が得られ、「規格が上がることで収益性を高めることができた」との高い評価を得ました。

複数の圃場で効果が確認できたことから、WAKUは2026年6月から「夏季安定生産支援プログラム」を展開し、作物別に社会実装の加速を進めてきました。

● 参考:株式会社WAKU 2026年5月12日プレスリリース
【酷暑日に勝つ農業】グルタチオンで長ネギ秀品率100%を実現。効果不十分なら「資材費全額免除」の支援プログラム参加者を募集

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000163969.html

その結果、気候変動と物価高騰、人手不足に苦しむ農業現場でも導入可能な新たな選択肢として注目を浴び、 「WAKUFUL®︎」を利用して気候変動を克服する「グルタチオン農業®︎」がスタンダードとなりつつあります。

「グルタチオン農業®︎」の浸透の一方、WAKUは更なる技術革新に取り組んでまいりました。グルタチオンの低コスト生産技術の研究を加速し、グルタチオン事業領域を拡大するだけでなく、特殊酵母による新たな機能性素材の生成にも着手。これにより、 WAKUは単なる農業資材メーカーではなく、特殊酵母プラットフォームとして非連続的な進化を遂げました。

現在のWAKUは、特殊酵母を活用することでグルタチオンを含む様々な機能性素材を社会に供給し、多様化する社会ニーズに対応するディープテックとして認知されています。

■ 取り組み:高価な資材から特殊酵母による用途拡大へ

特殊酵母による高機能な素材供給は、各領域で以下の行動変化をもたらしました。

  • • 農業生産者は、安価な資材を農地へ大量に施用することで、深刻化し続ける地球温暖化の中でも気候変動に悩まされず安定的な食糧生産を続けることが可能となりました。

  • • 消費者は、安定的な食糧生産により、日常の食料品で極端な物価変動に悩むことがなくなりました。

  • • メーカーは、原材料高に悩まされていましたが、特殊酵母から生成した新素材を活用することでコスト削減・高機能化に成功しました。

■ 数字で見る変化(2026年 → 2036年)
※横スクロールできます
項目 2026年 2036年
施用規模 150件(実証先数) 国内農地の約12%での継続施用、および多産業へ普及
提供エリア 本州中心 日本全国・欧米
従業員数 18名 約250名
取引の用途 農業資材 農業・動物・人間向けグルタチオン高機能新素材の多分野へ拡大
■ 代表コメント 姫野 亮佑(代表取締役 CEO)

「私たちがグルタチオンに出会ったのは、前職のENEOSに在籍していたときのことでした。当時、植物工場の生産性を大きく向上させる素材として注目していたのが、グルタチオン。 その技術的な可能性に惹かれ、CTOである三橋の研究チームは「植物工場×グルタチオン」をテーマに研究していました。植物の光合成が改善し、収量が上がる。 まさに、次世代農業を変える鍵となる力がそこにありました。

しかし、ひとつの大きな壁が立ちはだかりました。グルタチオンの価格が高すぎて、事業として成り立たない。いくら良い技術でも、 実際の現場で使えなければ意味がない。残念ながら、ENEOSではグルタチオンは事業としてお蔵入りになってしまいました。

「ただ、この技術は本物。だったら、自分たちの手で社会実装するしかない。」

そうして、ENEOSの同僚3人が独立し、WAKUは生まれました。

『一人一人がワクワクして、楽しみながら仕事をしなければ新しいものは生まれない』という“WAKU WAKU Driven”の指針のもとで10年間取り組み、 仲間を集めていた結果、当初の農業への普及にとどまらず、特殊酵母を用いたバイオプラットフォームとして多様な産業へ素材を届けることができました。 次の10年は、培ってきた特殊酵母の技術を基盤に、未だ見ぬ機能性素材の社会実装を進めます。」

■ 株式会社WAKU会社概要
ミッション 世界をワクワクさせよう
会社名 株式会社WAKU
代表者 代表取締役 CEO 姫野 亮佑
本社所在地 福島県南相馬市(支店・工場:岩手県花巻市)
設立年月 2022年7月6日
HP https://wakuwakudriven.com/

選出理由

特殊酵母プラットフォームで日本農業の気候変動対応を変える10年のビジョンが高く評価されました。